先日、来年2月に画廊主催のバスーツアーの下見に奥多摩の青梅へ行って来ました。紅葉も最後の頃(11月末)で平日にも係わらずかなりの観光客。
20数年振りの「吉川英治記念館」館の周りに住宅が迫っていたのには驚き。時の経過を感じました。
「新平家物語」の執筆もこの地であった。
非常に手入れの行き届いた庭には樹齢600年という椎の木がランドマークのごとく鎮座しているのが印象的。
御岳の麓の渓谷にある「川合玉堂美術館」。昭和19年から昭和32年(没年)までこの地に居住された。自然を愛し、人を愛した玉堂先生は地元の人達からも慕われていたそうです。
玉堂先生は香准皇后(昭和天皇の皇后)の絵の先生でもあった。玉堂先生が亡くなられた後は前田青邨先生が引き継いだ。
丁度、企画展として香准皇后の作品(版画として保存)が展示されておりました
が、主題は自然のもが中心でしたが技術的にも大変に優れた作品でした。
大変に美しく整備されている庭園は20数年振りでもまったく変わっていなかった。