2月21日(月)から「鮏川 泰三 展」(Sukekawa Taizo)が開催されている。鮏川泰三氏の作品を見た多くの方は「もったいないよなあ」と異口同音に語る。
少し彼のプロフィールに触れると、1932年東京に生まれる。東京芸術大学では小磯教室で学ぶ。1962年にフランスへ留学、フランスのアカデミズムの流れをくんだ画風を確立していく。
フランスとスイスにアトリエを持ち行き来する。1992年、スイスで不慮の事故で亡くなる、59歳でした。
透き通るような色彩は天性のものなのでしょうか、白い色や青の色彩は宝石のように輝いている。写真のように緊張感のある描写が流行っている今日だが、ほっとするような安らぎを感じる具象絵画を鑑賞することが出来る。今年一番のお勧めの展覧会。3月14日(月)まで横浜のせんたあ画廊にて開催。