茨城県桜川市「真壁のひなまつり」に行ってきました。もともとここ真壁町には歴史的な建物が数多く残っていて、訪れる見学者が多かったという。
今から10年前に、有志21軒が折角観に来てくれるのだから「おひなさま」を飾っておもてなしをしたのが始まりで、今や160軒の家で「おひなさま」を飾る、町のイベントとして定着したという。
民間の家だったり、商家だったりそれは様々で飽きない。
2月4日から始まり3月3日がフィナーレとなる。来町者は年々増え昨年は10万人であったという。我々が訪れたのは日曜日で町中は人々で溢れていた。
休憩する場所を至る所に配し、無料のお茶や甘酒を振る舞ってくれる。全国でいろんな町おこし運動を目にするが、歴史的な遺産に文化的なイヴェントを取り込んだこの「ひなまつり」はまだ10年というが、100年を越える歴史的建物と同じ時の経過を感じるイヴェントのようだ。まさに忘れかけている日本の「おもてなしの文化」であった。