この2ケ月間、東京の自由が丘にある岡田謙三邸へ資料整理のため、岡田の研究家・北湯口氏と週2回ほど通っている。
岡田謙三(1902~1982)はアメリカのニューヨークを拠点に活躍された国際的な画家でした。また、夫人の岡田きみ氏は2年前に亡くなり、相続された姪の恵子氏より依頼されての資料整理。
油彩作品、素描類、書籍、書簡類、絵の具からパレットなど保存しなければならい資料は多数です。
衣類や日常品など処分品の方が圧倒的に多い中での整理ですから結構、大変な作業となりました。アトリエの整理を優先、和室には岡田夫妻が購入した骨董品などがあり、慎重に整理していたら時間だけが経っていく。
最終的に自宅、アトリエは取り壊しをするため貴重品、家具類、食器類などの仕分け作業もあり、これが延々と続いている。でも最近、ようやく先が見えてきたような感じがする。