2012年11月5日月曜日

南西フランスとワインと食(5)

山に囲まれた谷間に姿を見せるロマネスク芸術の傑作が残るサント・フォア教会とコンクの家並み。



約300人の住人が住む村。サント・フォア教会を囲むように石造りの家が密集している。今もスペインの聖地・サンティアゴ・コンポステーラへの巡礼路の重要な中継地点にもなっている。


サント・フォア教会の正面のタンパンには「最後の審判」のレリーフが迎えてくれる。

 
 


石の間から恐ろしそうに「最後の審判」を覗いている「好奇心」がいる。

 

サント・フォア教会の後陣をみる。

 

1994年に教会のステンドグラスは画家・ピエール・スラージュの白黒のステンドグラスに替えられ、聖堂の魅力のひとつにもなっている。



 
「天空の街」とも呼ばれているコルド・シュル・シエル



コルドの売りは「中世の素朴で質素」とか「中世の村に想いを馳せる」という表現が良く似合う村でもある。今も13世紀以降の歴史のある建物(ゴシック様式)が数多く残されている。

 
 

このエリアにはフランスで最も古い葡萄畑のひとつであるガイヤックがある。栽培品種も非常に多く、出来るワインも多彩である。それは近くにはトゥールーズという大都市の存在が大きいかもしれない。日常的に飲むのには最適。

 

ホロホロ鳥のパイ包み

ムースの上には苺とほうずき(甘い)が添えられている




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