2012年10月31日水曜日

南西フランスとワインと食(4)

サン・シルク・ラポピーはロット河の左岸100mの崖の上につくられた美しい村。フランスで一番美しい村として人気のある村でもある。



多くの芸術家が20世紀に入ると、この村を発見し訪れている。ラスコーの洞窟壁画を見学した後に藤田嗣治も訪れているという。13世紀、14世紀のゴシック様式の家や16世紀に建てられた木組みの家が今も現存している。



「2006年シャトー・ユージニーカオールキュヴェReserveeドオロロAieul」フランスは南西部のカオール地区で醸造された赤ワイン。色が濃いのが特徴で別名「黒ワイン」よも呼ばれている。



前菜は野菜サラダと燻製した鴨肉のスライス


またまた、鴨のコンフィ、この地方(ケルシー・ペリゴール)はフォアグラのために鴨の養殖が盛んである。鴨肉を鳥脂で3時間ほど煮込で密閉容器に保存した鳥肉。



ロカマドールはキリスト教巡礼の聖地のひとつで、ミディ・ピレネー地方のドルドーニュ川と合流するアルズー川渓谷に住民600人あまりの小さな村でもある。
スペインの「聖地サンティアゴ・コンポステーラ巡礼」のフランスからの巡礼4か所のうちの一つである。





ロカマドール郊外のグラマの街に「カオールワイン」の直売所があり、地元の人にワインの計り売りをしているのだが、ミネラルウオーターより安いのである。



宿泊したホテルのレストランにて、前菜はチーズをクレープ生地で包んで揚げた料理。



鳥肉を使った料理なのだが、何の鳥なのか、質問しても理解出来る回答ではなかった。多分、想像するにカモかアヒルかガチョウあたりではなかろうか。



2012年10月18日木曜日

南西フランスとワインと食(3)


ペリゴール地方には1200のお城があると言われている。その中でもっとも有名で保存状態が良いお城のひとつがペナック城。
ドルドーニュ流域の村々は19世紀まで「ガバール」と呼ばれる平底船を使って交易で栄えた。今は観光客用の遊覧船としてよみがえり、ドルドーニュ川クルーズが出来る。



このドルドーニュ流域の高さ150メートルの断崖絶壁の上にペナック城が立つ。今まで数多くの映画の撮影が行われた。リュック・ベンソン監督の「ジャンヌ・ダルク」もここで撮影された。



「フランスの美しい村」に認定されているベナック・エ・カズナック村


コロンジュ・ラ・ルージュは「フランスの美しい村協会」の本部のある村。昔、この村長さんの働きかけて「フランスの美しい村」ができたとか。その性か特にこの地域に「フランスの美しい村」が数多く点在している。このコロンジュ・ラ・ルージュ村の全ての建物は赤土で出来たレンガで造られている。したがって村全体が赤茶色に見える。


 




サルラに戻り、街中のレストランにて夕食。


メインが魚なので「シャトー・ロールリー」、ボルドー近郊モンラヴェルで作られるボルドータイプの辛口白ワイン。ここのシャトーは数々のワインコンクールで金賞受賞し高い評価を得ている。





野菜の味が濃厚なサラダに魚は鱸。たっぷりとしたソース。連日の肉攻勢から一転して久々の魚に満足しました。(濃い目のソース、ちょっと醤油など垂らすと一段と美味しく食べられるのになあ・・・・)





2012年10月13日土曜日

南西フランスとワインと食(2)


サンテミリオンからドルドニュー川に沿って郊外に行くと、フォアグラの産地として有名なサルラの街。 街の中心の広場にはガチョウの彫刻。


中央広場の夜景が美しい、毎週土曜日にはこの広場で朝市が開かれる。



今日の宿泊はサルラ郊外のオーベルジュ・ホテル・ラ・オワリーに宿泊。



今夜のワインはPECHARMANT(ペシャルマン)、ベルジュラックの町の北西で作られる赤ワイン。ベルジュラックは比較的軽いワインが多いのですが、ペシャルマンのワインは熟成したコクのあるボルドータイプの赤ワインでした。


前菜はフォアグアのテリーヌ



メインは「鴨のコンフィ」このペリグリー地方の有名料理




12,000年前にクロマニヨン人が描いた「ラスコーの洞窟」、今はオリジナルは閉鎖され、レプリカを見学するようになっている。



レプリカと言っても実に精巧に再現されているので迫力がある。残念ながら撮影禁止のため、紹介できないが、壁面の凹凸を実に巧く利用して描いているため立体的に表現されており、迫力満点。感動的であった!






2012年10月2日火曜日

南西フランスとワインと食(1)

9月17日から26日までフランスの南西部、ケルシー、ペリグリー地区を旅して来ました。その初日の17日がワインのボルドーエリアでしかも葡萄畑で世界遺産になった、サンテミリオン。どこまでも続く葡萄畑。


1枚岩の上に建つモノリス教会は地下の石灰岩をくり抜いて建てられたという。


 例年ですとこの時期は既に収穫が終わっているのだが、今年は夏場の天候不順もあって遅れている。ただ、この時期、連日の好天気に葡萄の熟成(糖分)を高めるため、意識的に収穫を遅らせているということだ。






 街のワインショップで試飲させてもらて下記の2本を買うことにした。



サンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセの格付けされている「シャトー・フィジャック」ここの畑の立地や土壌の条件は群を抜く素晴らしさで、どちらかと言うとクラシックなボルドーワインと言われている。


サンテミリオンに隣接した地区で栽培された葡萄でつくられる。その中でも0.5ヘクタールという小さな畑から作られたワイン。年間で2000本程度の生産量しかない質の高いワインと言われている。



 「マダム・ブランシェ」のお菓子屋さんはマカロンとカヌレの店として有名。1620年に村の修道女達によって作られたというレシピを今も忠実に守っている店。今、世界中に広まっているマカロンとは違い、素朴で美味しいものだった。