2010年12月27日月曜日

忘年会


画廊スタッフ手作りのアンクル・クッキー

クリスマスの頃は忘年会の季節、今年も恒例のキャプテン・アンクルご夫妻と画廊スタッフとの忘年会が開催された。

ランドマーク(横浜)タワー68階からの夜景は素晴らしい。美味しい料理をさらに演出してくれる。
この日は25日のクリスマス、「横浜みなとみらい」は人も車も大混雑、いつもこのような調子だと横浜の経済も潤うのに。


特別バージョン「クリスマスファンタジー」
二次会はホテルのバー「ロイヤルアスコット」に席を移す。この日は特別なカクテル 「クリスマスファンタジー 」 を女性陣が、男性陣は勿論、ハイボールで乾杯!
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2010年12月18日土曜日

画家・田中 岑



来年の展覧会の打ち合わせのため、川崎の生田緑地に隣接した山に居住されている田中岑先生を訪ねた。
1921年香川県生まれの89歳の画家である。4月に東京芸大入学も師・海老原喜之助の助言で東京芸大を止め、その年の5月に日本大学芸術学部へ再入学されたのである。1957年第1回安井賞展受賞(洋画壇の芥川賞と言われている)し、一躍画壇の寵児となった。その安井賞展も1997年に第40回展で画壇での役割を終えてしまった。
少年時代に郷里の香川県高松八幡町の絵の具屋で、木村忠太と顔を合わすことが度々あったそうだ。
田中 岑先生の師は海老原喜之助、岡田謙三であり、今は洋画壇、春陽会の重鎮でもある。


緑に囲まれたアトリエは2階にあり、柔らかな陽差しが差し込んでいる快適な空間でもある。「毎日が遊びだよ、今日は何を描こうかな、何を作ろうかな」と目覚めととも考えるのである。アトリエの中には使用済みの空箱などが田中先生に変身されるのを待っているようだ。それはまた実に楽しげな作品となっていくのである。


最近はパステルの作品が多いようだ、アトリエの隅に楽しげなイーゼルを発見!空の箱に着彩したボックス作品がイーゼルと一体化して存在している。イーゼルも作品の一部でもあるかのように。

2010年12月12日日曜日

ヴーヴ・クリコ


今年はスパークリングワインの中で特にイタリアのスプマンテに拘った1年だった。今日は久しぶりのシャンパンです。ヴーヴ・クリコ・イエローラベル。
スプマンテに慣れたせいかこのヴーヴ・クリコは力強さと個性を感じる。

 
料理は珍しくヴァーニャ・カウダにした。フランスのシャンパンに対抗してイタリアのヴァーニャ・カウダということではないのだが、冷蔵庫の野菜たちの入れ替えをしたくてこのメニューとなってしまった。



野菜なら何でもいいというわけではなく、やはり合うもの合わないものがある。意外とエリンギが美味しい。



やはり温めながらのソースがベストと思う。食べているうちにソースが冷めてきて食感がダウンしてしまう。


 
まあ、それを補うつもりで牡蠣のムニエルが口直しをしてくれる。あっさり系とちょっと濃いめ系のコラボが相性抜群となる。

2010年12月10日金曜日

画家・矢澤 健太郎


矢澤健太郎は新制作協会の若手会員として今、注目されている画家である。東京芸大を卒業し一貫して新制作へ出品を続けていた。
鎌倉の極楽寺に居住する矢澤さんは家の周りを時として絵にしてしまうのだ。


ここで紹介している作品はいずれも小品で、題材は鎌倉である。普通では見逃すであろう景色や動物を視点に捉え見事に表現している。


新制作展などへの作品の出品は150号を越える大作であるが、テーマは神話のようだ。大作になればなるほど複雑な題材が画面いっぱいに表現されて鑑賞する者にとっては若干疲れるのであるが、このような小品はとても気持の良い作品に仕上がっているのである。見ていて思わず笑ったりする楽しさが存在する。

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2010年12月7日火曜日

開高 健とトリス


茅ヶ崎市立美術館で開高 健・生誕80年記念展「開高 健とトリスな時代」が開催されている。
昨日(5日)併設企画として茅ヶ崎市コミュニティーホールにてトークショウが催され柳原良平氏に同行させてもらった。
天野祐吉氏と柳原良平氏とのトークショウは「開高 健とトリスを語る」だった。柳原良平氏の方が2年先輩だが、お二人ともほとんど同世代、柳原良平氏は広告を創る側であり、天野氏は広告を批評する側で、共に広告の世界で今も大活躍されてる人でもある。


開催30分前、進行の打ち合わせをしているが、2、3の事項を確認するだけの簡単な打ち合わせを済ませ、本番へと進んでいく。


寿屋(サントリー)の意匠課に入社したのは開高 健氏が先で2ケ月遅れで柳原氏が入社したのである。開高 健氏が文章(コピー)を担当、柳原良平氏がイラストを担当し、それからは伝説的なコマーシャルを次から次へと連発し、ヒットさせてきたのである。
それは小冊子「洋酒天国」に代表されるようなユニークさと広告のコピーの発想と絵創りがユーニークであり、会社も自由に仕事をさせてくれたこと等、柳原良平氏の口から当時の様子を語ったのが面白く印象的に感じる。
柳原氏と天野氏2時間余りのトークショウはサントリーだけでなく日本の広告の世界がこの時代から大きく変わっていった正にその源を知った有意義な時間でもあった。このトークショウを聞かれた方々は大いに得した気分になったのではなかろうか。

2010年11月25日木曜日

資生堂アートハウス


掛川市にある資生堂の企業資料館とアートハウスの紹介です。東名インター掛川から数分の距離である。企業資料館は資生堂の歴史と今日までの宣伝ポスター類、商品などが綺麗に展示されている。年代を問わず誰もがリアルタイムに見たであろう懐かしいポスターなどと出会える展示室でもある。


歴代の商品(化粧品など)が展示されているのだが、昔は「絵の具類」も資生堂は製造販売していたのには驚きであった。


ポスターは歴代の全てが展示されていて、懐かしい物も沢山あり正に、お宝の山である。


企業資料館から少し離れたところに資生堂アートハウスがある。資生堂がコレクションした美術品を中心に企画展示しているのである。


ガラス張りの明るい展示室には日本の著名な作家の彫刻が柔らかな光に包まれ常設展示されている。


回廊式になっている展示室は常に外からの柔らかな光が差し込んでいるのが特徴的でもある。


残念ながら企画展をする展示室は撮影が禁止なのでご紹介出来ないが、円い建物の中心が企画展の展示室になっている。

浜松市の秋野不矩美術館、掛川市の資生堂アートハウス、ねむの木美術館など一日かけて巡ることも可能なエリアであろう。

2010年11月23日火曜日

画家・大場再生さん


大場再生さんの個展が始まった。大場さんは独立美術協会会員として画壇で今、最も注目されている画家の一人である。今展は油彩画(150号~6号)と水彩画(8号~10号大)作品が半々の展示となっている。


国立新美術館での今年と昨年の独立展に出品した150号の作品などは広い空間での鑑賞を意識した展示構成となっている。


 今年の独立展の出品作品「花ならべ」150号 油彩


 「朝のガドガン通り(ロンドン)」 S30号 油彩


「川沿いの町(ドイツ・チュービンゲン)」 8号大 水彩・パステルを併用した作品


「ブリュージュの街角」 8号大 水彩作品

2010年11月20日土曜日

ねむの木美術館


掛川市の郊外へ車を進めると突然、道の壁面がタイル貼りの箇所がある、つまりここから「ねむの木村」へ入るんですよと、教えてくれているのだ。子供達の絵を題材にした可愛らしいタイル。そしてこの道を進んで行くと「ねむの木学園」「美術館」「ガラスショップ」「カフェ」「吉行淳之介文学館」などがある。


 これが「ねむの木こども美術館ーどんぐり」である。ユニークな建物だなと思いませんか、そう実はここの設計者はあの秋野不矩美術館、赤瀬川原平のニラハウスや藤森氏の自邸のタンポポハウスなどの建物を設計した藤森照信氏なのである。


正面入り口から一旦、建物の中へ入ってから直進してそのまま外(裏側)へ出ると、展示室への入り口が見えてくる。外壁には子供達が描いた可愛らしい花の絵が描かれている。


一番奥の部屋の展示室が建物の どんぐりの部分にあたる。壁は真っ白で外からの光がより一層、白を柔らかく見せている。その柔らかな光に包まれて子供達の作品が展示されている。素晴らしい演出だ。


奥の部屋に入る手前の展示室。とても障害児が描いた作品とは思えない。色彩の構成と単純なフォルムの ハーモニーが稚拙さを払拭し、質と完成度の高さを提供している。この純粋でひた向きな絵心が感動を与えてくれる一番の要因かもしれない。


手前と奥の展示室の間仕切りの壁面にはこの「ねむの木学園」を創立した女優・宮城まり子氏の肖像写真が展示されている。ちょっと若い頃のかな。それにしてもここまで運営されたきた努力、苦労には頭が下がる思いがする。


先ほどの「ねむの木こども美術館ーどんぐり」よりさらに奥にあるのがこの「ねむの木こども美術館ーねむの木緑の中」。坂 茂氏設計の美術館である。どんぐり館よりも古い建物になる。
掛川市は横浜からだと東名高速道で約2時間30分、インターを出て20分くらいで「ねむの木村」に到着する。