2011年10月4日火曜日

五人百姓の会


久々に「五人百姓の会」が山梨県韮崎市の葡萄畑に囲まれた阿比留家に集合した。前日には福島から戸来夫妻と櫂君が当日は佐々木夫妻と阿比留夫人(小杉)の息子が急遽集結と相成った。



「五人百姓の会」のメンバーが一堂に集結するということは何かサプライズが当然あるわけでして、今回は「蕎麦会」の催しを実行することとなった。



小杉 力君は東京の西荻窪にある蕎麦の名店「鞍馬」で7年の間修行された経験があり、その経験を思う存分に奮ってもらおうと蕎麦会に急遽呼ばれたしだい。


最初のうちは感が戻るまで少しの戸惑いがあったようですが、流石、慣れてくると手際よく仕上げていく。



お店のような環境ではないので、やりずらそうであったが、それはそれで、慣れてくると順調のようであった。


蕎麦打ちの道具ののし棒、包丁などは小杉 力君の自前のもの。

 


というわけで見事な蕎麦の完成です、蕎麦粉は「鞍馬」から送っていただいた蕎麦粉を使用。そばつゆは修行先の「鞍馬」に近いそばつゆです。

 


10割蕎麦は何と言ってもモチモチ感があり、この時期にしては香りもしっかりと残っていて、満足出来る蕎麦でした。

 
 

あっという間に蕎麦は消えていくのです。それにしてもよく食べました。


野菜の天麩羅も蕎麦に添えて。

青森から届いたばかりのホタテは当然、お刺身で。
食卓には蕎麦の添えものとして海老の天麩羅、野菜の天麩羅、もってのほかの酢のもの、ホタテのお刺身など。

翌日の朝の食卓は昨日、茹でなかった蕎麦を「かけ蕎麦(温かい)」と「蕎麦がき」で食べましたが、昨日から蕎麦、蕎麦、蕎麦を堪能した「五人百姓の会」でした。今年の新蕎麦が楽しみ。


























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2011年9月6日火曜日

渡辺豊重

10月の展覧会の打ち合わせのため栃木県那珂川町(旧・馬頭町)の渡辺豊重先生宅へ行ってきました。元々、川崎市に在住されていたのですが、20年前にこの地へ移ったとのこと制作の合い間に畑仕事をしながらという贅沢な生活である。


今年、80歳の渡辺豊重先生は日本の現代美術ではトップである。昨年(2010年)、神奈川県立近代美術館で開催された「鬼と遊ぶー渡辺豊重展」は好評であった。今までの作風から一転して「鬼」をテーマにしたものでした。「鬼」は画家自身のさまざまな感情が凝縮されて生まれた社会への反発のかたち、生命力の激しさのかたち。であると言う。


今回の展覧会はこの「鬼」のイメージを残しながらもっと進化した作品になりそうです。昨年の激しさから少しおだやかな変わり様でもある。


相変わらず作家のアトリエは画材のアクリル絵の具などが散乱。当然、スリッパなしではアトリエに足を踏み入れることは出来ないのである。
 
丁度、お昼時になり、蕎麦屋へ先生に案内していただく。田圃の中にある1軒。これが蕎麦屋?

この蕎麦屋の前に那珂川の支流になる川が流れており。鮎のやな場があった。


台風による数日の雨が川を濁らせ、鮎をやなに確認することが出来なかったのが残念。


その鮎のやなをそのまま屋号にしてしまったのがこの蕎麦屋である。
 
この時期は周囲の田圃からの風が爽やかであり、冷たい蕎麦にもぴったり、しかし冬はどうであろうか、この建物ですから、きっと炬燵でも置いて熱い蕎麦を食するのも風情と言うのかもしれませんね。でも寒そうですね。

さて、肝心の蕎麦ですが、この周辺は蕎麦畑が多いそうです。ここから茨城の大子町まで30分足らずで行ける。大子といえばあの伝説の常陸秋蕎麦種で有名な金砂郷地区です。したがってこの周辺は当然、レベルが高いと期待。結果、普通よりレベルが少しましかな。でも天麩羅の野菜、山菜類はこの地で採れたもの、蕎麦を含めて全部、地産地消。この田圃の中の1件の蕎麦屋という景色をプラスすると、また行きたくなる蕎麦屋でもあった。でも一人では行けない、案内人がいなければ絶対に行けない蕎麦屋でしょうか。



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2011年6月27日月曜日

かって横浜を賑わした



かって横浜を賑わした三人、年齢順に牧利保さん、菅野 功さん、髙梨 潔さん。
皆さんはもう既に他界されてしまいましたがその足跡は横浜は勿論、川崎や信州、北海道、佐渡など、またさらにヨーロッパへと活躍の場を広げていました。
三人ともお酒が大好きで常に周りの人々を笑わせておりましたがもう、三人にお会いすることは叶わなくなりました。しかし、残された作品にはいつでも会うことが可能。これが画家の特権と言ってもいいかもしれません。というわけで懐かしい三人の絵を肴に会話を弾む展覧会が始ります。7月7日(木)より横浜のせんたあ画廊にて開催。
 
牧 利保「サッポロビール園」 水彩
今回は水彩・素描の作品を展示しますが、本来は三人とも油彩画家である。器用な画家である、風景から静物、人物など多彩な仕事が出来る。
牧 利保さんは北海道、信州が取材のベースであった。3年間のブラジル生活も作家活動に色を添えている。
菅野 功「柘榴のある静物」 水

 北国をおもに取材のベースとしていた。特に北海道、新潟(佐渡ヶ島)信州などの冬の風景を取材し作品としていた。静物では「干し柿」が特徴的で「干し柿のカンノ」と呼ばれるくらい個性的な作品を描いている。

高梨 潔「ポルトヴェネーレ(イタリア)」

歴史のある公募団体「太平洋美術協会」の理事長に就任されて間もなく病に伏し、その後他界されたのでした。横浜や神奈川の水の在る風景を作品にしていたが、後年、ベースをヨーロッパへ移し光と影を特徴とした作品を発表していた。
 

2011年5月5日木曜日

柳原良平個展

5月6日(金)から柳原良平個展が始った。個展のサブタイトルは「流れる雲、はるか水平線を船が行く」柳原先生が入院中に病室の窓からコンテナバンの行き交う本牧埠頭を眺めながら拡がる夏空、迫力のある積乱雲の美しさを見て構想を練ったという。
 

作品は油彩、切絵、版画と多彩に展示。今回はテーマ通り、いろいろな雲が登場しております。また切絵などは「アンクル」が中心の作品が多く、B2、B3サイズからハガキサイズの作品があり楽しめる。
 「行く雲(にっぽん丸)」油彩 100号

「湧く雲(帆船日本丸)」油彩 100号

最近、テレビコマーシャルで流れている「アンクルトリスのハイボール」のキャラクターが作品の中に随所に登場する。

 
 
5月14日(土)まで横浜のせんたあ画廊で開催。船キチでもある柳原良平先生は会期中、毎日会場におります。連休の疲れを画廊で癒すのもよいかもしれませんね。
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2011年4月21日木曜日

田中 岑・渡辺豊重・海老塚耕一


今日(4月21日)から三人展が始まった。田中 岑さんは第1回安井賞受賞者で今年、90歳になる。その後輩になるのが渡辺豊重さん、もう既に美術館などで大活躍されている、今年、80歳になる。お二人は故佐々木静一(神奈川県立近代美術館創立メンバー・多摩美術大学教授)ととっても親しい間柄。その故佐々木さんに多摩美時代に教わったのが海老塚耕一さん、現在は多摩美術大学教授で今年、60歳になる。

 
世代が違う作家たちの展覧会であるから刺激し合うのかなと思ったが、会場全体の雰囲気が意外と調和のとれた落ち着いた構成になった。三者三様の仕事は流石にどれも一級品、非常にレベルの高い展示となっている。


具象絵画と違ってこのような現代美術は飽きることない癒しを感じるのだ。それは美しい色彩であったり、フォルムが自分のリズムと巧く調和しているからであろう。

左から渡辺豊重氏、海老塚耕一氏、故土方定一夫人、故佐々木静一夫人、
田中 岑氏Posted by Picasa

2011年4月10日日曜日

松浦安弘個展

4月6日(水)から松浦安弘個展が始まった。テーマは南欧の風、先生が最も気に入っているイタリアと若干、エジトの作品もある。白を基調として描かれたイタリアは明るく柔らかな色彩を感じる。そしてなによりも観る人を癒すのだ。特にこの時期は人の心を癒す美術が必要なのかもしれない、画廊でひと休みするのも良いかもしれませんね。お勧めです。

この展覧会は4月16日(土)午後7時まで開催しております。横浜・せんたあ画廊にて。


「オストゥーニの小路」 油彩 F4号

「チェファル」 油彩 F30号

2011年3月1日火曜日

関根伸夫

関根伸夫は「もの派」を代表する作家の一人である。1968年の第1回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で受賞した「位相大地」は大地を掘り、その堀り返した土で圧倒的な立体造形物を穴の側に設置した作品が有名である。


その関根伸夫が今年と来年、上海とアメリカ(ロスアンジェルス)で「もの派」の展覧会を開催する。上海では立体、平面、パネルなど約80点を美術館に展示する個展。



2012年のアメリカの展覧会で「もの派」が復活する。世界の美術の中で「もの派」はメイドインジャパンで、「monoha」と呼ばれている。この展覧会は2か所を巡回するとのこと、また位相大地を会場に設営する計画があるという。楽しみだ。


ボランティアで関根先生のアトリエにある作品の整理とデータ作成をお手伝い、画廊スタッフと一緒に横浜から埼玉へ通うことになった。関根先生と画廊スタッフ。Posted by Picasa