横浜のせんたあ画廊でユニークな展覧会を開催している。今まで同列に並べられることがなかった作家の素描・水彩が展示されている。
勿論、世代も違うし、活躍されていた舞台も違う二人ですから、当然あり得ない展示なのが興味深い。
田淵安一(1921-2009)1951年にパリに渡る、以降はパリが活躍の場であった。日本では新制作協会に所属。フランス、オランダ、ベルギーなどヨーロッパ各地で展覧会を開催する。日本では神奈川県立近代美術館、北九州市立美術館などで展覧会を開催している。2009年の11月、パリ郊外のアトリエで没する。
田淵安一氏は1983年頃は金箔を使った作品を制作していた時期もあった。
あえて二人の共通点を探すとしたら、この辺かもしれない。関根伸夫氏も平面作品「位相絵画」には金箔を使って制作している。
「田淵安一」
「田淵安一」
「田淵安一」
「田淵安一」
関根伸夫(1942-)1968年から1970年に「もの派」の中心作家として活躍、そのきっかけとなった「位相大地」は当時、衝撃的なデビューでもあった。以後、彫刻家として日本の各地にモニュメントを設置してきた。近年、アメリカで「もの派」がスポットがあたり活躍の場をアメリカに置いている。
「関根伸夫」
「関根伸夫」
「関根伸夫」
「関根伸夫」
関根伸夫 「達磨」 ブロンズ
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